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耳鼻咽喉科 花粉症治療 鼻かぜ めまい 東京都葛飾区 |


鼻血 |
鼻血の大部分は特発性と呼ばれ、鼻中隔(左右の軟骨のしきり)の粘膜に小さな傷ができたことなどによりますが鼻腔、副鼻腔の悪性腫瘍が隠れていることもあります。30分以上止まらない時は白血病などの血液疾患が見つかることもありますが、小さな動脈が切れている場合が多いです。軽い鼻血であれば下を向いて外側から鼻を強くつまむと大抵止まります。 |

急性鼻炎(鼻かぜ) |
かぜの鼻症状は大人でもつらいものですが子供、とくに赤ちゃんから2才くらいまでの小さなお子さんは鼻水のために鼻がつまってミルクが飲めなかったり、夜眠れなかったりで大変です。このような時は薬の内服の他に鼻水を吸い取るだけでもとても楽になります。急性副鼻腔炎を起こさないようにするためにも、また、アレルギー性鼻炎などの他の病気でないことを確認するためにも耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。 |

アレルギー性鼻炎 |
アレルゲンと呼ばれる原因物質が鼻の中の粘膜に触れるとアレルギー反応が起こり、鼻水、くしゃみ、鼻づまりが出てきます。アレルゲンとしては、ダニ、ハウスダスト、カビなどの他にスギなどの花粉があります。治療は、アレルゲンを遠ざけることが大事ですが、現在多くの抗アレルギー剤が出ており、これらの抗アレルギー剤(第2世代抗ヒスタミン剤やロイコトリエン拮抗剤)の内服を基本としてステロイド製剤の点鼻薬や鼻づまりを軽減する血管収れん剤の点鼻薬を併用したりします。 |

花粉症 |
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4〜50年程前より毎年、春先になるとスギ花粉、スギに続いてヒノキ花粉が飛散して、多くの人がアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎などを引き起こし、日常生活への影響の大きさから社会問題にまでなってきています。 スギ花粉症の対策としては、花粉の本格飛散が開始する数日前(東京では2月の上旬頃)から抗アレルギー剤と呼ばれる第2世代抗ヒスタミン剤やロイコトリエン拮抗剤などを内服し、ステロイド製剤の点鼻薬もこの時点から使用を開始することもあります。 この治療を飛散が終了する5月の連休頃まで続けます。 これを基本として、症状が重くなる花粉の最盛期にはステロイド製剤の点鼻薬や鼻づまりを軽減する血管収斂剤の点鼻薬を併用します。 これらの治療でつらいスギ、ヒノキ花粉の季節もとても快適にすごすことができます。 またスギ、ヒノキの他には5月〜6月頃のイネ科の植物、8月下旬〜9月頃のブタクサなどの花粉も原因となります。
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副鼻腔炎 |
鼻腔の周囲には副鼻腔という空洞が4つありますが、そこに細菌等が感染して炎症が起こり、粘膜が腫れて膿(分泌物)が貯まったりした状態を副鼻腔炎と言います。かぜに引き続いて起こる急性副鼻腔炎と、それが慢性化した慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)があります。急性の時期に適切な治療を続けられれば完治することも多いのですが、治療が中断してしまって、慢性化してしまっている方を数多くみかけます。また、これら従来型慢性副鼻腔炎の他に、好酸球性副鼻腔炎と呼ばれる慢性、難治性のものがあります。急性副鼻腔炎に対しては、適切な種類の抗生物質や消炎剤、粘液を出しやすくする薬を内服したり、薬液の吸入(ネブライザー)などで治療しますが、根気良く続ける事が大切です。このような治療でも改善しない場合や、治療が中断してしまったりすると慢性副鼻腔炎になることが多いです。慢性の場合は、マクロライド系という種類の抗生物質を、通常の半分量で3ヵ月間内服(少量長期投与)することもあります。このような治療に対してもよくならない場合や鼻腔内にポリープ(鼻茸)があるときは、症状の程度に応じて手術を勧めたりします。好酸球性副鼻腔炎は、病態として細菌等の感染の関与は低く、通常の抗生物質はほとんど効果がなく、マクロライド系の少量長期投与も効果は限定されます。ステロイド剤の内服や点鼻は有効ですが、中断するとまた悪化しますので、手術を勧めることが多いです。ただ、手術できれいに病変部を取り除いても再発しやすいため、手術後の経過観察が重要です。また、どの型の副鼻腔炎も手術後の治療(処置や薬の服用など)が大切です。 |

急性前頭洞炎 |
4つの副鼻腔の中の1つに前頭洞があります。前頭洞に炎症が起きたり膿がたまると、前額部(おでこ)に強い痛みが起こり、他の部位の副鼻腔炎と同様に膿粘液性の鼻汁が出ます。ただ、前頭洞炎の場合で注意が必要な事は、緊急的に手術が必要となる場合があることです。これは、前頭洞の後ろは薄い骨を隔てて大脳の前頭葉に接しているため、前頭洞炎の炎症が頭蓋内に波及しやすいためです。ステロイドホルモン剤、抗生物質の内服や点滴、消炎剤、粘液を出しやすくする薬の内服やネブライザー療法などを他の部位の副鼻腔炎と同様に行います。
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